家族や近しい人が亡くなった時、遺された人のすべきことの一つに、故人の持ち物を片付ける作業があります。遺された持ち物の片付けを請け負う業者のサービスには、遺品整理と不用品回収がありますが、この二つには大きな違いがあります。遺品整理は、故人の持ち物を整理して片付けることを目的とする一方、不用品回収は言わば、ゴミを回収することを目的としています。根本的に、回収物の扱いが全く違います。遺品整理は、遺族や近しい人への形見分けもし、遺された持ち物を大切に扱ってくれますが、不用品回収は処分するのみです。遺された故人の持ち物から、何か手元に残しておきたい、また、故人の大切にしていたものを誰か他の人の手に渡っても残したい、処分できないような書類や証券が残っている可能性がある。このような場合は、遺品整理業者に依頼することになります。

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